気をつけたい「六月病」
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六月病について理解を深めましょう
こんにちは!院長の工藤です。
梅雨の季節になってきました。
夏に向けての準備段階になるので身体の変化が大きくなります。
かつては、「五月病」に注意とよく耳にしましたが、最近は「六月病」にかかる人が増えています。
六月病について
六月病とは、環境の変化に適応しようとする緊張状態が続いて、
自分でも気づかないうちにストレスや疲労を溜め込み、徐々に心身に不調をきたしてしまうことをいいます。
真面目な性格で「私は大丈夫」と考えている方ほど要注意です。
五月病も六月病も「適応障害」の一つと考えられ、不眠、頭痛、めまい、食欲不振などの症状が目立ちます。
梅雨時の不安定な天候も影響し、身体の怠さや漠然とした不調を感じる方も少なくありません。
さらに不調が続くと「うつ病」を発症する可能性もあります。
ストレスと上手に付き合うポイントは、「ストレスに気づくこと」「自分にとって効果的な解消方法を用意しておくこと」です。
繊細な人はストレスを感じやすいなど、ある程度性格も影響しますが、
成長過程でストレスへの対処力を身につけてきた人はストレスに左右されにくいといえます。
イライラしても感情を抑え込まず、自分をケアするきっかけにしましょう。