肝臓を大切にしよう!
/
内臓不調
症状から記事を探す
こんにちは。
院長の工藤です!
ビールのおいしい季節となりましたが、過度な飲酒は肝臓にダメージを与えますので、適量を心がけましょう。
肝臓はアルコールや有害物質の分解のほか、胃腸で吸収した栄養を必要な成分に変えて貯蔵したり、
脂肪の消化・吸収に必要な胆汁の生成・分泌を行ったりしています。
肝臓が弱っている人の多くは脂肪肝が疑われます。
脂肪肝とは、肝細胞に中性脂肪が溜まって機能低下を起こしてしまう病気です。
過度な飲食、運動不足による肥満、糖尿病などが主な原因です。
本来、肝臓は多少の障害があっても正常に機能しますが、日頃の生活習慣に左右されやすく、
痛みなどの自覚症状が現れにくい「沈黙の臓器」のため、気づかないうちに病状が悪化していることがあります。
そんな肝臓の健康維持には、良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルの摂取が欠かせません。
たんぱく質は、肉類や魚介類、大豆製品、卵、乳製品から。
ビタミンやミネラルは、緑黄色野菜や海草類、きのこ類から摂取できます。
また、肝臓の解毒作用を強めるには、アサリやシジミ、タコやエビなどがおすすめです。
この夏は脂質や糖質は控えめにして肝臓を労わりましょう!