サルコペニアに気をつけて!
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筋力アップ
こんにちは!
院長の工藤です。
長引くコロナ禍で思うように外出ができず、筋力や運動機能の低下により転倒する方が増えています。
特に年配の方に多く、これらの背景には「サルコペニア」の影響が考えられます。
サルコペニアとは、加齢に伴って生じる骨格筋量と骨格筋力の低下と定義されています。
単なる筋肉量の低下だけのプレサルコペニア、筋肉量の低下に加え、身体能力の低下がみられるサルコペニア、筋肉量、筋力、身体能力も低下した重症サルコペニアの3種類に分類されます。
転倒の場合、コードや段差につまずくなどが約30%を占めますが、17%ほどは歩行やバランス障害、筋力低下といった身体虚弱が原因となっています。
つまり筋力低下やバランス障害などが転倒の引き金になっています。
そんなサルコペニアを防ぐ対策のひとつが、「1日20分以上のウォーキング」です。
毎日運動することで身体に適度な負荷を与え、適切にエネルギー(アミノ酸)を摂ることが、筋量の維持・増進のポイントとなります。
さらに、ビタミンDを補うこともとても重要です。
ビタミンDは日光を浴びることで生成されますので、感染症予防対策をしっかり行い、屋外で運動しましょう!